今年の4月14日、16日さらにそれに続いて熊本を中心とする中部九州を襲った地震により、熊本城は未曽有の被害に見舞われました。想像を絶する被害状況が明らかになるにつれ、速やかな復興を願う全国の城郭ファンから熊本市に義援金が届けられました。日本城郭協会も8月より義援金の受付を始めましたが、3ヶ月が経過した11月18日現在、121名の方々より総額111万9203円のご支援をいただきました。全額熊本市の「熊本城災害復旧支援金」に振り込まれ、11月28日、日本城郭協会小和田哲男理事長が熊本市東京事務所(東京都千代田区)の平井英虎所長を訪ね、目録を手渡しました。
熊本城の復興を願う心を届けていただいた方々に心より感謝いたします。ひとりひとりのお名前とともに、私たちの心を熊本市にしかとお届けさせていただきました。義援金の受け付けはこれからも続きます。さらに協力の輪が広がることと共に、一日も早く熊本城がかつての雄姿をとりもどすことを願ってやみません。