今回15回目を数える「城の自由研究コンテスト」(公益財団法人 日本城郭協会、学研プラス共催)の表彰式が1月9日、東京都内のホテルで開催されました。文部科学大臣賞を受賞した岐阜県の香田篤宏さん(小6)など、受賞者21名dsc_0767-2の多くが御家族と共に参列されました。受賞者と作品についてはこちらのページを御覧ください。はじめに受賞作品それぞれについて、加藤理文審査委員長(日本城郭協会学術委員会副委員長)より詳細な受賞理由と評価があり、今回はこれまでになくレベルの高い研究が目立ったこと、独自の視点を大事にするよう、今後への期待が述べられました。

表彰式の後は小和田哲男城郭協会理事長による「特別講話」があり(写真)、『こっそり伝授 お城研究のヒント』と題し、城郭の存在を地名に残る痕跡から突き止める「お城研究」の進め方を、多数の例をあげながら分かりやすい説明を受けました。

今回は参加作品数が大きく延びた他、作品の完成度も高くなった、と評価されています。質の高さを維持するには、新たな小中学生の参加が不可欠です。小中学生による多面的な「お城研究」に関心を持たれる方がいらっしゃいましたら、いつでも日本城郭協会にお問い合わせください。