日本100名城・続日本100名城の自然災害の被害や危険個所について

2020年11月に各城郭管理者様に実施したアンケートの結果を掲載いたします。

弘前城
令和2年9月の大雨により、本丸西側法面の一部が崩落いたしました。危険箇所は立入禁止としておりますのでご注意下さい。

根城
本丸内:板塀2箇所、井戸1箇所傾いて倒壊の危険性あり。
史跡入口:旧八戸城東門油塀傾いて倒壊の危険性あり。

金山城
麓から金山城へ向かうハイキング道は、台風や大雨の影響により一部洗堀などにより歩きにくくなっています。

鉢形城
令和元年度で崩落した場所は囲柵により安全対策はしているが、公園全体に安全策が設置されている訳ではないので、見学する場所によっては注意が必要。

小諸城
7月に大雨の影響で三の門の石垣及び、塀の一部が崩落した。現場近くへは立入禁止としている。

掛川城
漆喰塀が数か所崩落していますが通行にあたり危険な箇所はありません。

伊賀上野城
昨年の台風による被害箇所は修理完了。今年の被害はありません。

篠山城
特に台風等の自然災害による危険な箇所はないが、長年の風雨により石垣の欠損が見られます。

和歌山城
平成30年7月豪雨により、天守郭北側斜面2ヶ所(小天守北側及び水の手郭周辺)で土砂災害が発生し、小天守北側は令和元年度に復旧し、水の手郭周辺は今年度末に復旧工事を完了予定。
現在それに伴い天守台石垣北側の通路は立入禁止としており、災害復旧工事完了後も当面の間、立入禁止とする予定。

松江城
災害被害はありませんが、経年劣化により、石垣修復工事のため、一時的に休城となります。(令和3年2月1~5日・2月8~12日)

月山富田城
該当ありません。天候によって状況が異なりますので、足元にはお気をつけて登城ください。

津山城
平成30年度西日本豪雨で被災した厩堀法面の復旧工事を実施しています。工事中は三の丸~二の丸北面側一部を通行止めにしています。

郡山城
毛利元就墓所の玉石垣が崩れましたが、見学に影響はありません。

広島城
現在耐震補強工事等を検討中のため、立入禁止と表示があるエリアには入らないようにお願いをしています。

丸亀城
平成30年に崩落した石垣を継続して修復しています。

松山城
登城ルートの一つ、古町口登城道は、崖崩れが発生したため通行止めとしています。

宇和島城
本丸跡で災害復旧工事を実施しております。その関係で本丸を始め城内の一部に立ち入り制限をかけておりますが、天守観覧など通常の登城にあたっては問題ございません。

今帰仁城
平成30年7月の台風7号接近の影響で主郭東側城壁の一部が崩落した。崩落した石材を仮置きしている志慶真門郭の一部で立入を制限しています。

九戸城
史跡九戸城跡第2期整備工事に伴い園路の一部通止めがあります。また整備工事に伴い一時的に立ち入り制限がかかる場所があります。
市HP 『史跡九戸城跡第2期整備工事に伴う園路の一部通行止めについて』https://www.city.ninohe.lg.jp/Info/2232

岩櫃城
特にございませんが倒木がある可能性もありますので来城にはその点ご注意下さい。

苗木城
今年6月に起きた落石以降、帯郭を経由する外周ルートが進入禁止となっています。

興国寺城
台風被害ではありませんが、草が繁茂している場所や枝折れなどがあります。順番に片付けておりますのでご注意いただきご見学下さい。

高天神城
三の丸南側から井戸曲輪への通路が崩落し通行止めにしています。迂回路あり。

古宮城
立入禁止区域がありますので、そこには入らないようにお気をつけ下さい。

宇陀松山城
平成29年度の台風による大規模崩落により立入禁止区域あり。

引田城
自然災害ではありませんが、経年により北二の丸石垣の一部に崩落の可能性がありあます。このためシートで保護しています。

能島城
7月の集中豪雨により、一部切岸等の崩落があります。立入禁止区域があり、ロープ等で表示をしていますので立ち入らないようご協力お願いします。

久留米城
石垣に経年劣化による危険箇所が発生しているが、見学の制限は実施していません。

金田城
登山道(旧軍道)上の倒木は撤去しましたが、一部園路(見学道)上に倒木が横たわったままですが通ることは可能です。撤去にはもうしばらく時間を要します。

志布志城
令和2年7月豪雨による登城困難箇所は復旧しました。

座喜味城
史跡西側法面崩落がありますが、通常の見学は可能です。