親子/江戸城 ’1615回目を迎える「親子名城見学会」(文部科学省、朝日学生新聞社、教育新聞社後援)が7月23日土曜日、江戸城で今年のトップを切って開催されました。参加者は76名。大名になった気持ちで、公式の玄関口「大手門」から三の丸を通って「中の門跡」、「富士見櫓」を経て本丸へ。本丸御殿跡では「松の廊下」など歴史のエピソードを秘めた個所をめぐった後、当協会学術委員の後藤宏樹さん(東京都千代田区文化財係主査)による「江戸城特別講座」を聞いて江戸城の歴史を丸呑み。1657年の火災で焼失した天守の次の天守のために造られた石垣(天守は建てられなかった。)をバックに記念写真を撮った後、江戸城の通用門「平川門」で解散しました。専門ガイドの熱のこもった案内に2時間の予定が30分もオーバーして徳川幕府250年の居城遺構を見てまわりました。

親子名城見学会はこの後30日に小田原城(神奈川県小田原市)、31日に松江城(島根県松江市)で開催された後、8月6日松山城(愛媛県松山市)と上田城(長野県上田市)で予定されています。参加を希望される方はこちらをご覧ください。小田原城は7月30日、松江城は7月31日に終了、松山城は中止となりました。

8月6日に上田城で開催され、50人を超える参加者を数えました。これを持って今年度の親子名城見学会はすべて終了いたしました。多くの方々に参加をいただき、まことにありがとうございました。