「第15回城の自由研究コンテスト」の最終審査が11月18日東京都内のホテルで開催され、岐阜県の小学6年生、香田 篤宏さんが文部科学大臣賞を受賞しました。香田さんの研究成果は「日本の城探検 Part2~黒い城と白い城」(写真)と題し、天守の壁に「白」と「黒」があることに着目し、その作り方や時代的特徴を明らかにしたものです。独自の視点に加えて多数の人に取材したり、実際に壁を作るなどの努力が高く評価されました。その他の受賞者は以下の通りです。
審査員特別賞 吉田 実華さん(中3、岐阜県)「城郭の保存と活用~大好きな城がいつまでも残せるように今できること~」
日本城郭協会賞 土橋 優里さん(小4、福岡県)「だから熊本城は残り続ける」
学研プラス賞 矢倉 眞羽さん(小2、奈良県)「続・ひめとおしろの貝合わせ~びわこ3城しろくらべ~」
優 秀 賞 渡邊 孝洋(小6、東京都) 渡邉 拓実(小3、岐阜県) 坂 勇多香(小3、岐阜県) 櫻内 政太朗(小2、東京都) 岡本 元臣(中2、岐阜県) 松下 京瑚(小4、静岡県) 松崎 あかり(小2、東京都) (敬称略)
佳 作 上村遼 村上航太 橋本岬樹 木下信智 岑健 栗本大馳 山崎穂高 森駿乃介 杉山竜輝 森脇遼也 (敬称略)
今回は368点の応募があり、これは昨年度の倍に当たります。応募数だけでなくいずれの作品もこれまでになく質が高い、というのが審査員の一致した意見でした。入賞者の皆さんの努力に敬意を表します。今回惜しくも賞にもれた小中学生は、次回に期待しています。がんばってください。今回入賞した人たちの作品はこのホームページに後日改めて掲載いたします。なお入賞者の表彰式は年が明けた1月9日、東京で行われます。